SSブログ
研修・研究会 ブログトップ
前の15件 | 次の15件

著作権法の研修会 [研修・研究会]

長崎市立図書館で研修会があったので行ってきました。
もっと参加者が多いかと思っていたのですが、10数人…。
午前中の2時間でしたが、疑問が晴れて、すっきりしました。

一番気になっていたのが、新着図書案内や図書館だよりに本の表紙を載せていいかどうか。
いただいた資料(日本書籍出版協会による)では、「慣行上無許可で使用できる」とありました。

また、文化祭や部活動は「授業」に当てはまるのか。
これも、資料(日本書籍出版協会による)には、クラスの授業の他に、総合学習、運動会等の学校行事、ゼミ、また、部活動、進路指導、生徒指導など学校の教育計画に基づく課外活動も「○」になっていました。
学級通信、学校だよりは「×」。

他にもいくつか質問をさせてもらい、疑問が解けました。

おすすめの本も紹介していただき、さっそく購入リストに入れたいと思います。

帰りの列車で、「学校図書館」を読んでいたら、著作権について、さらに詳しい情報が。
これもたいへん参考になりましたが、特に「図書館だよりに載せられる本の表紙の大きさは50c㎡以下」とあったので、帰宅してから根拠がないかどうか確認しました。

平成22年1月から著作権法が一部改正され、第四七条の二で
美術や写真の著作物の複製または公衆送信は、著作者の利益を不当に害しないための措置として「政令」で定める措置を講じることで、行うことができる、という趣旨のことがありました。
(「図書館等」や「学校教育」の項目と違う場所なので気づきませんでした…。)

さらに、その「政令」ですが、「著作権法施行令」の第七条の二で、
複製物に係る著作物の表示の大きさまたは精度が、「文部科学省令」で定める基準に適合するもの
とありました。
公衆送信の場合も、「文部科学省令」にあるそうです。

そして、「文部科学省令」の第四条の二に、
複製物に係る著作物の表示の大きさが五十平方センチメートル以下
デジタル方式においては…画素数が三万二千四百以下
という具体的な数字が出てきました。

ということは、もはや「慣例上」というよりも、「法的根拠」が少なくとも2010年以降はあったわけですね。
堂々と配付できるし、ネットに載せることも可能ですなあ。
広報紙コンクールの実施要領にも手を加えなければ。
これは大きな収穫でした。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

県SLAの会議 [研修・研究会]

きょうは、学校図書館報改正案が衆議院の委員会で可決されたことが、大きな話題になっています。
まだ第1歩、という感じですが、その1歩進んだことが大切だと思います。
ネットで録画を見ていて個人的に驚いたことが2つ。
1つは、今日提案されて、あっという間に可決されたこと。
もっと時間がかかる(時間をかける)ものと思っていました。
条文が少ないからでしょうか。
もう1つは、法案と全く関係のない質問をしていた議員さんがいたこと。
不登校と図書館とどうつながるのかと思っていたら…つながらない。
質問することがなかったのでしょうか?

で、今日は、県のSLAの理事会があって、参加してきました。
少し早めに行って、図書館を見学。
昼休みで賑わっていました。
うらやましい…。
CIMG1662-2.jpgCIMG1666-2.jpg

学校規模がうちの学校の倍ですから、単純には比較できませんが、話を聞くと「マンガを読む生徒が多くて…」。
確かにうちよりは多いです。
ライトノベルも。
あと、ソファーがあるのも魅力。
人気スポットになっていました。
CIMG1669-2.jpgCIMG1699-2.jpg

10年ぶりに見学しましたが、以前に比べて古い本がなくなって棚が新鮮になっているように感じました。

さて、肝心の会議ですが、例によって予算決算と、読書感想文、感想画の出品要領についての話がほとんどでした…。
で、時間がなくなったので、言いたいことを言わずに終わってしまいました。

第4条 本会は、長崎県小中高等学校図書館の充実と発展に資することを目的とする。
第5条 本会は、前条の目的を達成するために次の事業を行う。
 1.県内学校図書館の連絡提携を図る。
 2.学校図書館教育に関する研究及び研究会講習会を開催する。
 3.学校図書館教育向上発展のための啓蒙的活動を行う。
 4.優良図書、図書館用品を研究し、紹介する。
 5.その他

となっているのに、実際にやっていることは読書感想文・感想画のことが中心。
これが3.4.5に関係していると言えないこともありませんが、では1.2は?
研究大会は2年に1回ですし。
高校は高教研でもやっていますが、小中は?
各市町の教育研究会と県SLAとの関係は、事務局は把握されているのでしょうか。
…など、もっと研修の機会が必要だし、小中高校の連携も必要なのではと考えていました。

でも、ここで私が言っても、何も変わらないだろうなあと思ってしまって…。
…疲れてますね。
小中学校の学校司書さんたちの研修会も市町ごとでずいぶん違うので、それも言いたかった。
また、別の機会に言います。

そうそう、前々任校の図書館で一緒に仕事をした先生に会えました。
事務室の受付で私の名前が聞こえてきたからでしょうか、玄関まで来て下さいました。
顔が見られただけでもうれしかったです。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

長崎県の小中学校における学校司書の配置状況 [研修・研究会]

このことについては、平成23年度に、元高校司書のMさんがアンケート調査をされていましたが、昨年度、前回のことをふまえて、質問項目を追加してあらためて調査されたそうです。
その結果を西日本図書館学会の学会誌に投稿され、抜き刷りを私の所に送ってくださいました。

配置人数だけ見ると、
新たに配置または23年度よりも増員  長崎市・諫早市・大村市・五島市・対馬市・壱岐市・佐々町
減員  佐世保市・西海市
増減無 島原市・平戸市・長与町・時津町・東彼杵町・波佐見町・川棚町
ただ、人数が増えたといっても、兼務の人も多いし、勤務時間が短かったり、時給が安かったり、待遇面ではまだまだ課題が山積。
賃金はもちろんですが、本格的に図書館を活用しようとすれば、勤務時間の短さは大問題だと思うのですが…。

今回新たに質問項目として加わった研修の面では、教委研修の他に司書会を開催しているのが
長崎・佐世保・平戸・西海・五島・長与・時津・川棚。
特に、長崎は10回、西海は12回、時津は11回。
どういう形態で開催しているのか、知りたいところです。

M先生、お送りいただき、ありがとうございました。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

赤木かん子さんの研修会 第4回 [研修・研究会]

今回の講座で一連の研修会は終了。
午後1時から4時半までの3時間半でしたが、あっという間。
内容は、報告書の書き方と宮沢賢治作「やまなし」の読解。

「やまなし」の読解は目から鱗。
宮沢賢治は科学者だから、リアル系の文学。
さわがにの兄弟の大きさ、川の深さ、やまなしの大きさなどを調べて、子どもたちが、さわがにだとしたら…とイメージを膨らませて…。

報告書の書き方については、どこかで見た図だなあと思っていたら、『しらべる力をそだてる授業』(ポプラ社)に同様の内容が書かれていました。
そういえば、以前の講座で、「話していることは本にも書いているから、メモはとらない。本を買って」とおっしゃっていました。
では、本を読めばいいのかというと、本にない話もされるし、直接話を聞くことで、かん子さんの情熱も伝わってきて、元気をいただけるし、4回とも参加してよかったです。

最後の質問の時間に、高校図書館での選書についてアドバイスをいただきました。
生徒の要望に応える、というのは、やっぱりという感じでしたが、「自然科学のビジュアル本を」「文学は読まれやすい書体かどうかも大切」というのは、収穫でした。マンガもできれば入れたいですが…。
時代の変化が早くて、対応がたいへんですが、棚づくり、がんばらなければ。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

赤木かん子さんの研修会 第3回 [研修・研究会]

長崎駅前の会場で、第三回の研修会がありました。
午前は、福岡からいらっしゃった方が講師で、辞書の使い方について。
国語事典と漢和辞典を使った模擬授業でした。

子どもたちの実態をとらえて工夫した、いい授業でしたが、考えたことが2つ。

1つは掲示してあった五十音表ですが、ワ行の列が「わ・を・ん」と続けて書いてあったこと。
ヤ行は、「や・ ・ゆ・ ・よ」と、「ゆ」はウ段、「よ」はオ段になっていたのに、「を」がイ段でいいのかな?
「ん」は、ワ行ウ段でいいのかな?…と。
五十音がきちんと言えない子もいれば、こういうところに「なぜ?」と思う子もいるでしょう。
ちゃんと一定の規則に沿っている表の方がいいと思いました。

もう1つは、辞書に言葉が載る順番の説明について。
「はん」と「ばん」と「パン」の順番の説明で、「ばん」は余計なことを言ったから「はん」よりも後。
「ばん」と「パン」は日本のものが先。
という説明。

これで子どもたちが納得したとして、「シュート」と「しゅうと」はどうなるのか。
日本語の「しゅうと」が後なのですが、子どもたちは混乱しないかなあ…。
私だったら「゜(半濁点)」がついている音は「ぱぴぷぺぽ」だけ。
「゛(濁点)」がついている音よりも少ないので、後回しにする、と説明しますが…。

辞書を作る方はどんなに説明しているのでしょう。
その説明のしかたをそのままでもいいかもしれませんなあ。

赤木かん子さんの講義は、午後から。
今回はポプラディアを使って調べるワークショップも。
百科事典で調べるのが好きな私。
そういえば、小学生の時に祖父から贈られた百科事典をよく見ていたなあ…と思い出しました。

家に帰ってから、教科書に索引がないのか確認しました。
たしか、高校の地歴公民科ではあったような、と思って。
地理・世界史・現代社会はありました。
中学校の地理・歴史・公民もありました。
小学校はたしかについていませんでした。
あったら便利ですなあ。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

配置換え その2 [研修・研究会]

きのうに引き続き、配置換えの作業。
壁面書架の本を少しずつずらしていくだけですが。
社会科学(3類)、歴史(2類)、を移動して、床置き書架に入れていた「159」と宗教の本を空いたところに入れました。
そうして空いた床置き書架には、900から912の本を移動。
結局、913の本を置く棚を増やすことになります。

本を移動する作業はもう少し。
棚表示も貼り替えなければいけませんなあ。
ということで、明日につづく…。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

かん子さんの講座2回目 [研修・研究会]

赤木かん子さんを迎えての研修会第2回目。
今日は1日乗車券がなく、往復3680円の出費。
でも、得るものは、しっかりありました。

午前の部は、ブックフィルムを貼ったり無線綴じの本を糸で綴じたりといった作業。
福岡から来られた講師の先生の実演を見た後、参加者も作業。
私も本を準備していったのですが、皆さんは学校から本を持参したのに、私は私物。
うちの学校はもうブックフィルムは貼ってしまっていたし、糸で綴じる本も特になく…。
ということで、皆さんの作業の様子を見たり、話を聞いたりして2時間。
今回もまた、ヒントが得られました。

午後は、かん子さんの講演。
話の筋は、本に書かれていたことが多いのですが、いろいろ情報を集めていらっしゃるなあ、物知りだなあと感心しまくりでした。
前回も話されていましたが、利用者の立場に立った、使いやすい図書館作りをするのが、司書や図書館担当者の仕事だと。
本を読むよりも、ガンガン伝わってくるので、姿勢を正されます。

昼休み、大村から参加された方から、いろいろと話を聞かせていただきました。
大村で読み聞かせの活動している男性たち「えほん侍」については、たまたま、大学時代の後輩が入っていたので知っていたのですが、その方が仕掛け人だそうで。
スケジュールの調整を考えるよりも、毎月1回第3日曜にやると決めておいて、来られる人がやるようにしているとか。
なるほどですなあ。
島原半島でもやりませんか、とも。
おもしろい企画。
そして、高校生にも声をかけて11月から読み聞かせを始めているそうで。
ライブラリーフェスティバルか何かにお呼びしたい人材でした。
すごい人がいるものです。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

学校図書館基礎講座 [研修・研究会]

ちょうど今日は、1000円乗り放題の日だったので、たらみ図書館の研修会に行ってきました。
沖縄国際大学の先生の話と情報交換。
話の柱は、
①資料収集・提供の自由
②利用者の個人情報を守る
の2点。
参加者は20人弱(数えていません…)。
そのほとんどは公共図書館の関係者でした。
「学校図書館」と銘打っているのに…。

①では、はだしのゲンの問題だけでなく、差別、残虐な描写のある本にも話が及びました。
多様な意見へのアクセスを保障する、という立場でいろいろな本を提供することが大切。
もし、どうしても子どもに触れさせたくないのであれば、子どもの権利条約にも、親が制限することは認められているので、親が制限すればいい。
図書館(学校図書館も含めて)は、資料を提供する自由を守っていく必要がある、ということでした。
②は、主に貸出履歴について。
学校図書館では貸出履歴が残っていることが当たり前になっているが、返却後には消えるのがいい。
読書履歴を読書指導などに使いたいという意見に対しては、読書ノートに記録させる方法があるし、直接子どもから聞くべき。
貸出履歴=読書履歴ではない場合もあるし、買って読んだり公共図書館から借りることもあるので、自己申告がより確実である、など…。

私が質問したのは、全然レベルが違いますが、ライトノベルの受入について。
「学校図書館にふさわしくない」という声にどう対応するか。
生徒からのリクエストを図書委員にふるいにかけてもらうようにしていると話すと、それもいい方法ですと言っていただきました。
子ども達の意見を聞くことが大事、図書館担当者が嫌いな本は入れない、というのも良くない、と。
迷いか吹っ切れました。

また、図書委員に貸出業務をしてもらうことについても質問しましたが、生徒はしないほうがいい、と。
どの生徒がどんな本を借りているのかは個人情報だから、他の生徒に知られないようにする。
ほとんどの学校では生徒がしていますが、いけないんですなあ。
では、図書委員にはどんな仕事をしてもらうのか、改めて考えないと。

いい刺激になりました。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

赤木かん子さんの研修会 [研修・研究会]

長崎まで、赤木かん子さんの研修会に行ってきました。
長崎大学で今月から月1回のペースで5回講座があり、その際に長崎市内の学校司書を対象にした研修会を開くことになりました。
それに便乗して私も、そしてこちらの市の学校司書も参加させていただくことに。

午後12時半から3時半までの3時間。
少しの休憩をはさんで、たっぷりと話を聞くことができました。
わかりやすくて、テンポも良くて、辛口で。
話の大半は、本に書いてあったなあと思いながら聞きました。
でも、本に書かれていないことも聞けたし、忘れていたことを思い出すことができました。
少し取ったメモは、今後のヒントになりました。

文学の棚で、小説の棚を増やせないかと考えていましたが、「914」と「916」のリアル系を別に置けばいいのだと気がつきました。
あとは、どこを削って移動させるか、を考えます。

利用者がいてこその図書館。
利用しやすさを求めていかないと。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

県SLA大会は再来年に [研修・研究会]

高教研の図書館研究部総会がありました。
県SLA理事会を欠席していたので、ぜひとも参加しなければと、ちょっと無理して行ってきました
(試験問題が…)。

前半に1時間ほど理事会、後半に1時間ほど総会がありますが、ほぼ同じ内容のことを2回やります。
理事会で検討して、資料の間違いや不備がないかどうかをチェックして、総会がスムーズに行くようにということですが、ほとんどの参加者は発言しません。
私は疑問点は質問するようにしているので、ひとりでいろいろと言ってしまいました。
ひんしゅくを買ったかなあ…。

今回の会議で大きな事は、2年に1回開催している県SLA研究大会を、1年ずらすということ。
過去2回、九州大会のない年(全国大会のある年)に開催していました。
今年は九州大会の年なので、来年、となるものを再来年にして、その後2年に1回開催します。
だから、九州大会のある年に、県大会を開催することになります。

なぜこうなったかというと、県SLA事務局が2年ごとに交代しているのですが、ちょうど事務局1年目の夏に県大会を開催するようになっているので、事務局の負担が大きいということが理由。
事務局2年目だと、事務局の仕事が少しわかったところなのでやりやすいのではないか。
また、2019年に長崎で九州大会が開催されるので、その時に県大会=九州大会とできることも。

私は、同じ夏に県大会と九州大会があれば、2度も出張に行かせてもらえるかという心配もあり、現在の事務局校が3年担当し、その後2年ごとの交代にすれば、1年ずれていいのではないかと言いました。
でも、県SLA理事会で決定したことなので覆りません、ということでした。
決まったことはしかたありませんが、残念です。

高教研の研究大会は、今年の秋にするそうです。
来年はどうでしょうか…。
来年、事務局が交代するそうですので、それからの話ですね。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

知ろう!語ろう!学校図書館でビブリオバトル [研修・研究会]

行くか行かないか、昨日まで迷っていました。
古川先生の講演会のポスターを日曜に、県央地区の公共図書館を回って(明日は1000円乗り放題の日なので…)配布することも考えていたのですが、金曜までに決裁が下りなかったので、郵送します。

で、長崎市立図書館まで行ってきました。
しおかぜ総文祭でビブリオバトルをすることは、参加校に文書が送付されて、周知のことと思っていたので、高校からの参加者が多いだろうと思っていたのですが、私だけでした…。

さて、きょうの催し物は、市立図書館が企画、大学の先生がコーディネーターとして進められました。
ビブリオバトルをした方は、市立図書館の司書さんが2人。長崎市内の学校図書館の司書さんが3人の計5人。
ルールはビブリオバトルの公式ルールに則って、5分間のトークの後、3分間の質問タイム、移動が20秒。
紹介された本は、
①『サキ傑作集』サキ 岩波書店
②『反省させると犯罪者になります』岡本茂樹 新潮社
③『RDG レッド・データ・ガール』荻原規子 角川書店
④『伝書鳩 もうひとつのIT』黒岩比佐子 文藝春秋
⑤『おべんとうの時間』阿部了・阿部直美 木楽舎

司書さんたちですから、語り出したら5分間は短く、途中で打ち切らなければいけなかった方が3人。
本の内容だけではなく、なぜその本を推すのかを語る時に、その人の好み、価値観がわかるし、そこまで語ってしまうから長くなるのでしょう。
聴衆の感想として、ブックトークよりもビブリオバトルの方が読みたいという気持ちが増す、という声があったのも、そのあたりだろうと思いました。
生で聴いていて、私も同じ思いを持ちました。
高校生がやっても、好きな本について熱く語れば、5分は短く感じるのではないでしょうか。
ちなみに、チャンプ本は①でした。

その後、小学校でビブリオバトルは可能か、とか、しおかぜ総文祭でビブリオバトルをやりますとか、長崎(Y司書、N先生)・佐世保(Y先生)・島原(Y司書)各市の学校司書の現状、小学校内にある公共図書館の話(T先生)など、いろいろ情報交換。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

県央地区司書部会 [研修・研究会]

バスで1時間半かけて行ってきました。
1校時の授業が終わって、メールのやり取りを済ませて。

会場になった高校には7年ぶりの訪問。
今回、レイアウトを大きく変えたということで、楽しみにしていましたが、期待通りでした。
写真を撮るうちに、いつのまにか114枚に…。
家に持ち帰って、拡大してじっくり見ようと、とにかく撮り続けました。

コンセプトは、くつろぎの空間をつくる。
狭い図書館で試行錯誤しながら配置を考えられたそうです。
美術の先生のアドバイスも取り入れながら。
コンセプトが最優先なので、カウンターから全体が見渡せると言う点は犠牲にしなければいけなかったそうですが、あちこちに隠れ家的なくつろげる空間ができていました。

写真のアップは、枚数が多すぎて選びきれませんでした…。
いい刺激を受けました。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

きのうの研修会 [研修・研究会]

昨日、今日と、慌ただしく過ぎました。
今日は公務員の早朝補習、テストの返却3クラス、卒業式前の大掃除、卒業アルバムの配付準備など…。
無事に乗り越えました。テスト返却はあと2クラス。
来週月曜ですから、少し余裕…?
ということで、昨日のことを書く時間ができました。

昨日は午後1時半から4時半まで、うちの学校で、「県央地区読書教育研修会」を開きました。
高教研図書館研究部会が主催しますが、県内3地区で開くので、県央地区は私が企画しなければ始まりません。
ネタ切れ、時間切れ、と半ばあきらめかけましたが、県央地区の理事に私がなった時に、研修の機会を毎年作らなければと決心したので、「とにかくやってみよう」と。

ネタ切れと思いつつも、1つ考えたのが「図書部・図書委員会の活動について」というテーマ。
これは、今年の夏のしおかぜ総文祭で、うちの学校が「活動発表」をすることになってしまったことがあって、その素案をそろそろ考え始めていたので、この際、みなさんに聞いていただこうと。
こちらの都合から出たものではありましたが、どこの学校でも図書委員会の活動については悩みがあるだろうし、工夫しているところもあるのではと思いました。

もう1つのテーマが、「授業と図書館の関わり方」。
高校では特に、授業で図書館を活用することが少なくて…。
どこか活用している学校がないだろうか、聞いてみたいと思いました。

こんな、情報交換の場としての研修会があってもいいなと、2つの柱を建てたわけです。

そして、この2つのテーマは、小中学校でも共通の課題ではないかとも考えました。
こちらの市の小中学校の司書教諭、学校司書さんにも参加してもらって、情報交換ができたら、ということで、案内を出しました。

こんなのでいいのかなあ、参加者は集まるかなあと心配していましたが、高校から私を含めて7人、小中学校から4人、計11人の参加がありました。
私が司会をしたので進行はいまいちでしたが、みなさん、積極的に情報を提供してくださいました。
いろいろな角度からの情報があって、ベテランの先生からは、すごく深みのある話も聞けたりして、いい会になったと思います。
「よかった」と言ってくださった方が数名いらっしゃったことで救われました。
とにかく行動してみることが大切だと、改めて思いました。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

司書研究会 [研修・研究会]

きょうは1日、うちの学校の図書館を会場として、県央地区の司書研究会を行いました。
参加者は他校から6人、私とうちの学校司書さんで、計8人。

まずは、館内を見てもらいました。
で、小物を作ってもらおうと言うことで、以前紹介したこれを作りました。
CIMG0173-2.jpgCIMG0176-2.jpg
つくると言っても、木工ボンドでくっつけるだけですが…。

午前中は、もう1つ、「気になることを持ち寄って」ということで、購入手続きについてと朝の読書について情報交換。
管理職ノーチェックの学校もあれば、選定委員会を開くところもあり。
朝の読書については、自分で読む本を買ってくる生徒が多く、図書館の利用とは結びつかない。
自分の趣味でかたまってしまうので、図書館の本を借りて幅広いジャンルの本を読んで欲しい、と。

午後は、「よく読まれた本と以外に読まれなかった本」やおすすめの本を紹介し合いました。
みなさん、それぞれいろんな本を紹介してくださいました。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村

2つの研修会 [研修・研究会]

2月下旬に、うちの学校を会場として2つの図書館関係の研修会を計画しています。

1つは、2/21に開く、県央地区司書研究会。
こちらは、名前のとおり、高校の学校司書の研修会。
もう1つは、2/26日に開く、県央地区読書教育研修会。
こちらは、高校の図書館担当者の研修会ですが、今回は市内の小中学校に案内をお送りしました。

最初は、2つをまとめてできないかなと思っていました。
幅広い参加者で、情報交換や相談ができないかと考えて。
でも、「司書の研修会が消滅する方向に進むきっかけになりそう」という意見もあって、別々に開催することにしました。

でも、今のところは参加者が少なくて…。
司書研究会は5人、読書教育研修会は4人…。
時期が悪かったのか、企画が悪かったのか。
少人数でも実施しますが、寂しい会になりそうです。
私個人は、2回も研修ができていいのですが…。


人気ブログランキングへ
にほんブログ村 本ブログ 図書館・図書室へ
にほんブログ村
前の15件 | 次の15件 研修・研究会 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。