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公民館図書室の見学(終) [他の図書館]

きょう2回目の書き込みです。
市内の公民館図書室の見学、あと1か所残していたので、午後、行ってきました。

市内北部の公民館。
ここは旧市の中では最後に合併した地区。
公民館と市役所の出張所が同じ建物にあります。
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市内でも特に農業の盛んな地区でもあり、建物が「農村環境改善センター」だからでしょうか、建物内での名称が「農業図書室」でした。
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入口の右側は、児童図書と市の図書館の本。
2つの本棚の1つ半が市の図書館の本なので、混乱しないかと心配してしまいました。
でも、しっかり新着図書のPRも。

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窓下書架は児童図書と推理小説の棚。
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壁面には、「農業」のコーナーや一般図書が。

分類もちゃんと表示してあっていいなあと思ったのですが…。
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外国の小説も「伊東家の食卓」も分類が「913=日本の小説」!?

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ここにも新着図書の案内。
そして…
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寄贈図書ですが、この地区の小学校は、以前テレビの番組で「30人31脚」に出場したことがあります。
どうもその時にもらった本のようなのですが、なぜ小学校の図書室に置かなかったのか、という疑問が。
1.本をもらったけれど、すでに図書室にはあった
2.図書室に置き場所がなかったが、受入作業が面倒(当時は学校司書がいませんでした)だった
のどちらかかなと思ったりして…。
なんだかもったいないですなあ。
小学校でも、複本があってもよさそうですし。

児童図書の置き方はバラバラだったし、一般図書の文学も並びが規則的でなく、探すのがたいへんだと思いました。
残念です。

ということで、市内の公民館図書室の見学は終了。
もう少し足を伸ばして、さらに北にある、図書館に行ってきました。
ここは、合併前の町の時代に文化ホールとの複合施設としてできたもので広くはありませんが、いい雰囲気の図書館です。
新着図書の棚から始めてひととおり館内を見て、カウンターの司書さんに「昭和40年代の地元の地図はありますか」と質問。
一緒に探して下さいました。
地図は見つかりませんでしたが、「地元の商店街」についての資料が見つかったので、その部分をコピーしていただきました。

さらに、もう1つ質問を。
市内の公民館の図書室には、市の図書館の本と、公民館の本が置いてあるのですが…というと
「利用する人は混乱するでしょうね」と、私が考えていたことをおっしゃいました。
どうしてこうなったのかを尋ねると、「市の図書館ができる時に、公民館に分室を置くと条例に記載しているため」ということてした。
結果的に、市の図書館の「分室」として本を置かなければならなくなり、同時に各公民館にも屠所購入の予算がある、という二重構造になっているそうです。
本格的に、市の図書館の分室として機能させればいいような気がしますが。
それぞれの地域の特色を活かした蔵書の構成にして。

お忙しい中を質問に答えて下さってありがとうございました。


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バスのドアが開くしくみ [他の図書館]

うちの子どもが「バスのドアが開くしくみを知りたい」というので、公共図書館にレファレンス。
問い合わせる前に、児童コーナーと一般書架で本を探しますが、バスのエンジンとか座席とか運転席が載っている本はありますが、ドアの開くしくみについてはなかなか見つかりません。

ここまでやって、カウンターに質問(もちろん子どもが質問しました)。
司書さん数人で、2冊を探してくださいました。
1冊は、運転席が載っている本で、「ここのスイッチで開閉します」。
その本は、子どもはもう以前見ていたそうです。
もう1冊は、学研の「なぜなぜベスト図鑑 のりもの2」で、どうやってドアが開くのかが書いてありました。
さっそく借りて帰りました。

しかし、「この本ではまだわからない」と。
ドアエンジンというもので開閉するということはわかるけれど、ドアエンジンのしくみがわからない、と。
ドアエンジンについてさっきネットで調べてみましたが、構造がわかるものが見つかりません。
これは、レファレンスはまだまだ続きそうです。
ただ、子どもにとっては、図書館のレファレンス体験になったかなと。


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新しい公民館の図書室 [他の図書館]

市内の公民館図書室見学、4館目です。
今日も高校総体の代休だったので、行ってきました。
残り2館ですが、3時半までに帰宅することになっていたことと、バスの本数が少なく2館はいけないようだったので、市内で最も新しい公民館に行ってきました。
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今日の公民館は、川の土石流対策で拡幅工事が行われた後に建てられました。
前回に見学した3館で「あそこには行かれましたか?」と言われたところなので、楽しみにしていました。
入口を入って右、事務室の隣にありました。
パッチワークは、よみきかせのボランティアによるものでしょうか。
毎月1回、おはなし会が開かれているようです。

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書架も新しく、観葉植物も配置されています。

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畳スペースとぬいぐるみ。
碁盤と碁石も置いてありました。

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市の図書館からの配本は、この棚の右半分。

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料理の本がフェイスアウト。地域の行事のビデオもありました。

でも…
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窓下の書架は児童図書ですが、並びがごちゃごちゃ。
著者順とか、せめて日本文学と外国文学を分けておいてあればいいと思うのですが…。

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一般図書の文学も、著者順がごちゃごちゃ。というか、棚の表示も「文学」だけで、五十音の表示もされていません。

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その他の実用書も、こんな感じでした。
おおよその場所はわかりますが、探すのがたいへんそうです。

他の公民館では感じられた、係の人の「読んで欲しい、利用して欲しい」という気持ちが伝わってきませんでした。
それがすごく残念でした。

あと1館、体育祭の代休を利用して行ってみたいと思います。


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公民館図書室めぐり その2 [他の図書館]

先週水曜日に市内の公民館図書室を見学していましたが、その報告の第2弾。

2館目は、小高い丘の上にある公民館。
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標高は11m。
商店街から坂道を上ったところにあります。
歩いて5分ほどのところに小学校があります。
その小学校は、市内で先駆けて学校司書を配置していて、図書館が充実しているという話。
では、公民館は?

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公民館の入口を入ってすぐ、事務室の隣に図書室がありました。
ドアがないアーチ型の入口で、入りやすい雰囲気。

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窓下に児童図書、壁側に一般図書。

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入口近くに新着図書が置いてありました。

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市の図書館からの配本はこれだけ。

新着図書を見たら、選書に力が入っていると感じましたし、しっかり分類もされていました。
数年前までは、土曜日に小学生を対象とした地域講座が開かれていて、小学生がよく利用していたそうです。
しかし、それがなくなってからは激減。
たまに来た子どもに話を聞くと「小学校の図書館に本がたくさんあるから、こっちには来なくていい」と言われたそうで…。
それでも、来てくれた時のために、児童図書も新しいものを入れていると言うことでした。

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つづいて、3館目は、アーケードの裏にある公民館。
この校区は、町中にあった小学校が30年ほど前に郊外に移転し、公民館と小学校がかなり離れています。
図書室は1階事務室のそばにありました。

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ここの特徴は、料理、手芸の本が充実していたこと。

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窓下に児童図書。
きれいな「ゾロリ」のセットも。

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昔、同じ職場だった先生がまとめた資料を発見。

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新しい本も入れられいてるようですが、新着図書のコーナーは無し。

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市の図書館からの配本は、図書室の入口にこれだけ置いてありました。

係の人の話。
小学生の利用は少ない、一般の方の利用はまずまず、しかし、もっとPRが必要だと感じている、とのことでした。

3館を見学して感じたこと。
1.それぞれの図書館で、それぞれの担当者が選書を工夫しているなあと思いました。
2.市の図書館からの配本が少ない。「分室」というくらいだからもっと多いと思っていました。
3.市の図書館や小学校の図書館との連携、棲み分けをもっと考えたらいいのではないかと思いました。
  市の図書館に行くには、保護者の自家用車かバスを利用しないといけません。
  だから、放課後や土日に、公民館図書室に小学生が来たくなるような図書室にできたらと思います。
  公民館の本も市の図書館と同じデータベースで管理できるようにして、利便性を高めることもできたらと思いますが、どうでしょう…。


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公民館図書室を見学 [他の図書館]

私の住む市は、旧市域には6つの小学校があり、それぞれの小学校区域ごとに公民館があります。うち5つの公民館には図書室があります(1つは、市の図書館が近いので図書室は設置されていません)。
市の図書館のHPに「公民館にも図書館の分室があります」と案内があったので、一度見学したいと思っていました。
28日は高校総体の振替休日。
土日には公民館は休館でしょうから、平日が見学するチャンスだと考えて、(少し疲れていますが)思い切って出かけました。

午後からの半日で3つの公民館を見学しましたが、3つまとめてアップするのは疲れるので、今回は1館めだけ紹介します。
まずは、市内でいちばん南にある公民館。
市の図書館から4~5キロ。自動車だと10分足らずのところです。
(今回私が利用した)バスだと15分ほど。
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入ってすぐの所にあるロビーに、市の図書館の本が置いてありました。
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「えっ?これだけ?」と驚きましたが、よく見ると「2階図書室もご利用ください」とあったので、行ってみました。
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うーん。一見寒々しい雰囲気に見えますが、よーく見ると、いろいろと工夫してありました。
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小さい子をつれたお母さんを意識してますね。
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絵本の数も多いです。
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児童図書は学年別に分けられ、一般用の小説類は、著者名の五十音順に整理されていました。
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こんなところにも、「利用して欲しい」という係の方の気持ちが現れているような…。

再び1階のロビーに。
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これは、市の図書館の本ではないようです。
POPもしっかりつけられていました。

事務室にいらっしゃった係の方に話を聞こうと声をかけたら、「ビクッ」とされて恐縮しました。
怪しいものではありません、と名刺を渡して話を伺いました。
・公民館の本はこちらで選書している。
・子育てサークルがあっているので、若いお母さんたちのために本を揃えているが、会場は1階、図書室は2階で、なかなか利用してもらえない。
・小学校が近く、学校帰りの子どもに利用されている(この日も男の子が一人いました)。
・市の図書館の本は2か月に1回のペースで入れ替えられている。

ということでした。
係の方は、やわらかい感じのする方で、図書室の工夫に感じた人柄と同じでした。
もし、公民館の1階に図書室のスペースがあれば、近所の人たちが気軽に歩いて立ち寄れる図書室になりそうなのに…と思いました。


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長崎県の高校図書館HP [他の図書館]

全国の高校図書館がどれくらいホームページを持っているか(作成されているか)については、鹿児島のはしおさんがリンク集を作成されています(このページの右側のリンク集にもリンクを貼っています)。
しかし、長崎県についてはまだ2校しか取り上げられていません。
ここのところ、さっぱり更新がされていないようだったので、長崎県については私の方で調べて作成してみました。

次に挙げる学校は、学校のHPに図書館のページを持っているところの他に、施設の紹介の中に図書館の写真があるもの、部活動の図書部の紹介、朝の10分間読書について紹介してあるものもとりあげました。
また、「なんちゃって学校図書館支援センター(なん図書)」で紹介されているところ、県の「まなびネット」で紹介されているものも含めています。
学校名をクリックすると、各HPにつながります。

長崎東高校(学校施設)
長崎東高校(まなびネット)
長崎西高校(記事)
長崎南高校(図書館)
長崎北高校(図書館)
長崎明誠高校(図書館)
長崎明誠高校(なん図書)
長崎明誠高校(まなびネット)
長崎南山高校(図書館)
長崎南山高校(なん図書)
長崎南山高校(まなびネット)
純心女子高校(施設・設備)
純心女子高校(なん図書)
活水高校(施設の紹介)
活水高校(なん図書)
長崎女子高校(施設案内)
長崎女子商業高校(施設案内)
長崎総合科学大学附属高校(図書館)
瓊浦高校(施設案内)
瓊浦高校(部活動)
西彼杵高校(図書館)
西彼杵高校(まなびネット)
諫早高校(図書部)
西陵高校(まなびネット)
長崎日本大学高校(施設)
長崎日本大学高校(図書館)
長崎日本大学高校(なん図書)
大村高校(図書館)
大村高校(まなびネット)
島原高校(部活動)
島原商業高校(部活動)
島原工業高校(図書館)
島原翔南高校(図書館)
佐世保北高校(図書館)
佐世保南高校(施設紹介)
佐世保西高校(部活動)
佐世保西高校(まなびネット)
鹿町工業高校(校内散歩・右側の「図書館」をクリック)
佐世保商業高校(まなびネット)
佐世保実業高校(校内紹介)
聖和女子学院高校(施設設備)
聖和女子学院高校(図書部)
聖和女子学院高校(図書館Facebook)
西海学園高校(スクールライフ)
北松西高校(施設紹介)
上五島高校(左上の「学校紹介」をクリック)
中五島高校(なん図書)
五島高校(図書館)
壱岐商業高校(朝の読書)

それぞれ、直で図書館の写真があるページにリンクさせていますので、各学校のトップページには行けないものもあります。

図書館を紹介するページが作成されている学校は意外に多かったですね。
しかし、特筆すべきは、長崎南山高校のHPと活動の質の高さ。
そして、聖和女子学院高校のFacebookによる広報です。
また「なんちゃって…」で写真がたっぷり掲載されているのも助かります。


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県SLAの事務局 [他の図書館]

高教研図書館研究部の研修会があって、会場である事務局校に入ってきました。
着いてから少し時間が合ったので、図書館に入ったら、司書さんとお話ができました。

図書館を見学させてもらうつもりで行ったのですが、「なかなか手が回らなくてはずかしい」と。
コーヒーをごちそうになりながら話を聞きました。
司書室がうちよりも広い感じがしました。
書庫は移動式の書架がありましたが、うちと収容力は同じくらいでしょうか。

事務局は今年で交代するけれど、昨年の県SLA大会や読書感想文・感想画のコンクールのための準備が忙しかったということでした。
事務処理に追われて、県内の図書館の発展のためにやるべきことまでは、考える余裕はないのでしょうね…。

あと、司書さんの研修への参加。
意外なことに、こちにの司書さんは、司書研修会に1回しか参加していないと。
もっとお会いしていたように思っていました…。
今日の研修会で「司書の状況報告」があったので、いい方向に進んだらと、その時は思ったのですが…。

帰りにも寄ってください、といわれて、実際に行ったのですが、片付けで不在。
5分ほど待って、帰りました…。残念。


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動く棚板は… [他の図書館]

先日、前任校の図書館を生徒と一緒に見学した時に思い出したことがあります。

前任校の書架は、平湯モデルではなく、、棚板は全て動きます。
でも、本の配置を考える時には、悩みました。
本のサイズに合わせて棚板を動かしますが、書架の高さは決まっていますから、大きめの本に合わせると5段使えるものが4段と半端な高さの棚に。
大部分がA4判かB5判である家庭科の本は、しかたなく平置きの棚を1段作りました。
その他の棚は、B5判、A5判の棚を交互につくり、大きめの本がある場合は、本来の分類の位置の上か下に置くようにしました。
こうすることで、書架にできるだけ多くの本が置けるようにと考えました。

…ということは、平湯モデルでも、最初に棚の高さをこうしておけば対応できるはずだと、今の図書館を作る時に考えたのでした。
そのことを思い出しました。
最初からA4判の本が置けるようにすると、本のサイズを気にしなくていい反面、それだけ空いた空間もできそうですが。
どっちを取るかが難しいですが、うちは狭い図書館なので、平湯モデルを選びました。


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久々に、出張のついでに図書館見学 [他の図書館]

地理の出張は久しぶりでした。
とある進学校が会場だった研究大会に参加しましたが、昼休みに食事をサッと済ませて、図書館へ。

研究大会の時間帯が授業の時間に合わせてあったので、生徒たちもちょうど昼休み。
どれくらい入館者があるのかと期待しましたが、20人ほどでした。
教室から少し遠いし、いろいろ忙しいでしょうから、これくらいでしょうか。

書架をじっくり観察して感じたこと。
展示が数カ所あって、それぞれ工夫していました。
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でも、なんだか探しにくい。
ここの排架は、NDCの番号順ではなく、ちょっとアレンジして「教科別」になっています。
NDCの番号が入ったラベルと、カラーのラベルが貼ってあるので、排架は難しくないと思うのですが、かなり入り混じっていました。
たとえば、こんな感じ。
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社会の棚でも、宗教、地理、経済、歴史などがバラバラに並べられています。
新書のコーナーも同様でした。
科目ごとに並べてあったら、もっと探しやすいのに、と思いました。
それが残念。


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問い合わせ [他の図書館]

先日、隣の高校にお邪魔した時に、「探調Toolの検索機能がうまく使えない」と相談がありました。
図書委員長さんの話では、検索結果が完全に一致するものしか出てこないらしい。
もう5年以上前の記憶しかないので、そんなだったかなあ…と思いながら、「調べてみます」と答えました。

うちに帰ってから、「確か、クイックマニュアルを作っていたはず」と思ってファイルを探すと、出てきました。
資料検索のページを見ると、検索は「完全一致」か「部分一致」を検索でき、「前方」「中間」「後方」の選択もできるようになっていました。
マニュアルの例では「前方一致」にしていたので、
①チェックの位置を確認してください
②「中間一致」を選択すれば、タイトルの一部にその文字が使われているものは全て検索されます
と、メールで連絡しました。

きのう、メールで返信があり、解決したとのこと。
マニュアルの例を「中間一致」にしていれば、もっと使いやすくなっていた、ということですね。
反省…。


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隣の図書館訪問 [他の図書館]

今度の文化祭の企画として、市内の高校の図書館を紹介しよう、と生徒が言い出しました。
生徒が
提案してきたのは先週の火曜日。
時間は迫っていますが、せっかく提案してきたので、連絡を取って行くことに。
1校目は、歩いて5分のところにある隣の学校。
生徒数人と行く予定でしたが、各クラスでいろいろとあって、結局提案者の生徒と私だけ。

今年の3月に行ったのですが、1年生は初めて。
カメラを貸して、新鮮な感覚で写真を撮ってもらいました。
私も、新しい司書さんになってどう変わったかを見たかったので、いい機会でした。

変わったところは、
①新着図書にPOPが付けてありました。
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文字は司書さん、イラストは生徒だそうです。
②掲示板の使い方が良くなっていました。
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レイアウトも手作り書架も昔のままでした。
うまく活用してもらっているので、うれしかったです。
それに、なにかホッとする雰囲気が。
その場にいた生徒たちも、いい感じの生徒たち。
委員長はさわやかな男子。
いい司書さんがいらっしゃって、生徒たちもしっかりしていて、良かったです。


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児童図書のコーナーが [他の図書館]

土曜日、散髪に行った帰りに、市の図書館に寄りました。
ふらっと一回りしたのですが、児童図書のコーナーが良くなっていました。

入ってすぐに、包装紙で包んだ絵本が。
「家族」をテーマにした絵本、とPOPに書かれていて、表紙の一部だけ見えるようにラッピングしてありました。
そして、包みを開けないで借りてください、と。
どんな本が出てくるか…と「福袋」みたいな方法です。
少しだけ見える表紙の絵がヒントなので、この絵が好き、という選び方で。
おもしろい企画です。

もう1つ。
児童図書コーナーだけで聞こえるようなBGMが流れていたこと。
今まで、この図書館ではBGMは全くありませんでした。
だから、ちょっとした緊張感を感じていたのですが、BGMが流れていたことで、空気が柔らかく感じました。
選曲も良かったし。
工夫されていますね。


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演奏会のプログラム [他の図書館]

きょうは第4日曜で、1000円乗り放題の一日乗車券が使える日。
ということで、実家の荷物の整理第2弾で行ってきました。

ついでに、実家のある町の図書館に寄りました。
地元にある高校(私の母校ではありませんが)の吹奏楽部の演奏会のパンフレットを持って。
その吹奏楽部の第1回~3回のパンフレットで、私がまだ吹奏楽部に関わっていた頃のもの。
10年以上前のもので、今は校名が変わっています。
これも、郷土資料として保存してもらえないかと思って持って行きました。
喜んでもらえたらいいなと思っていましたが、表紙の旧校名を見て「懐かしい」とおっしゃいました。
よかった。
私が持っているよりも、このほうがいいですね。

そういえば、荷物を整理していて、学生時代に行った学内サークルの「クリスマスコンサート」のパンフレットも見つかりました。
大学の図書館で保管してもらえないかなあ、と思っていますが、問い合わせてみます。


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古本の寄贈 [他の図書館]

個人で所有していた朝日百科「日本の歴史」全12巻。
そのうち日本史の授業を受け持つかも知れないし、役に立つだろうと20年ほど前に購入しました。
でも、日本史の授業を担当することは一度もなく、今は実家にあります。

実家の荷物の処分を始めて、これも処分しようと思い立ちました。
あと10年ほどで、日本史を担当する可能性は低いし…。

最初は、古書買い取りを考えました。
いくつかネットで探して、買い取ってもらえるかとメールで尋ねましたが、「全集ものは…」という返事。

次に考えたのが、公共図書館への寄贈。
蔵書をネットで検索しました。
地元の市の図書館2館にはあったので、隣の市を検索。
8館のうち2館にあるということだったので、残りの6館のうち、最も遠い図書館にメールで問い合わせました。
係で検討します、との返事を受け取って、きょう、引き取っていただけるとの返事がありました。

20年も前の本を引き取っていただけるかどうか心配していたのですが、いい本なので、引き取っていただいてよかったです。
本も、まだ役に立つチャンスができたので、喜んでいるかも。
もちろん私もうれしいです。
送料はこちら持ちで送ります。
本を捨てる罪悪感を感じなくてすむし、いい選択だと思っています。


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武雄図書館に行ってきました [他の図書館]

県南・県央地区の高校学校司書などのメンバーで、話題の武雄図書館に行ってきました。
これまで、賛否両論いろいろな意見が出ていますが、やはり自分の目でも見てみたいという気持ちがあり、少し疲れていましたが、せっかくの機会なので参加しました。

10時40分に諫早駅裏に集合し、貸切のマイクロバスで、高速道路を使うとやく1時間ほどで武雄に着きます。
先に昼食を済ませて、午後1時から3時半までじっくりと。

「司書部会」での見学ではありますが、利用者が多い時期なので、図書館の方から説明していただくことはせず、それぞれで自由に館内を見て回りました。
写真撮影は不可になっているので、撮影はしていません。

駐車場は満車で、一番奥の「観光バス用」のスペースに駐車。
強い日差し、気温も相変わらず高かったのですが、建物の外にあるベンチにも多くの人が。
中も人でいっぱい。
入ってすぐに「書店スペース」のおすすめ本が平積みされていました。
左側にあったレンタルDVDのスペースから見学。
その後、書店スペースを見ながら、「どこからが図書館だろう?」と境目を探しました。
境目が見つかれば、あとは混乱はしません。
背ラベルが貼ってあれば図書館の本、なければツタヤの本だとわかりますし。
売り物の本は、入口付近の平積み、壁面、床置き書架とコーヒーショップに面した棚など。
それ以外の奥まったところは図書館。
ただ、児童書のところがツタヤのものと図書館のものとが続いているので、子供たちには区別が付かないこともあるかも。

図書館部分の本の分類が独特でした。
NDCの分類をしながらも、ジャンル分けはかなり柔軟。
たとえば、「エンターテインメント」では、049や699、769などが混ざっておいてあります。
NDCで探そうとすると訳が分からなくなりそうです。
ただし、検索機で検索すると、その本がどこの棚にあるか、図で示してあるし、NDCを知らない人にとっては、こちらの分類がわかりやすいかもしれません。
これはこれで違った本との出会い方ができそうでもあります。
結局は、この図書館の配置になれればいい、ということですね。

コーヒーショップの席では、コーヒーを飲みながら本を読んでいる方がたくさん。
でも、図書館の本を読んでいる、というよりも、買った本や雑誌を読んでいるように見えました。

図書館スペースは、棚の配置が工夫されていました。
コーヒーショップのすぐそばでは、高書架で「個室」を作るように置いてありました(天井は開いています)。
高書架を箱形に並べて3方に入口があり、コーヒーショップの面だけ入口なし。
1つの「個室」に1つのジャンル。
コーヒーショップはざわざわしていますが、この「個室」の中は雑音は軽減されます。
入口はが3方にあり、そのうちの2つは、見通しがきくようになっているので、閉塞感はありません。
音を遮断し、閉塞感もなく、コーナーを作る工夫。

図書館スペースの一角に、DVDが並んだ棚が。
そばにいらした係の方に尋ねると、「これは図書館所蔵のDVDです」。
入口近くのコーナーは、ツタヤのレンタルばかりだったんですね。
私は、どれがレンタルで、どれが図書館のものなのだろうと思いながら、たくさんのDVDを見ていました…。
ツタヤのレンタルの圧倒的な量に比べると、図書館所蔵の方はすごく少なく感じました…。

更に奥には、閲覧机が並ぶスペースも。周りの壁には歴史、新聞のバックナンバーも。
2階の学習室は、社会科学(3類)の政治、法律分野と言語(8類)の本が壁面に。
どちらもかなり静かで、席はほとんど埋まっていました。
吹抜の2階部分は3類の経済、統計や6類の本。
下を見下ろすようにカウンターがあり、ここも埋まっていました。
ただ、エアコンは効いていなくて、天井のシーリングファンの風が生温かく…。

どんな図書館かを文章で説明するのは難しいですなあ。
「図書館」というよりも、図書館の建物を改装した「複合施設」だと考えた方がいいかもしれません。
単独の図書館から複合施設に変わってしまったのですから、図書館としての機能が低下してしまいます。
たとえば、児童図書のコーナーによくある、直に座れるカーペットが敷いてあるコーナーはありましたが、狭い。
特に今日は、子ども連れの家族が多くて狭く感じましたが、平日はどうなのでしょう。
また、書架がかなり高いところまでありました。
そこにある本は、書庫に置くような本だったり、飾りそのものだったりですが、簡単に取り出して見ることができないのは残念です…。
鍵のかかる棚に貴重図書があって、そこの本が多すぎだと感じました。
佐賀県の統計書など「これくらいの本なら、私の住む市の図書館では自由に見られるのに…」と思いました。
図書館スペースが狭くなって、そこにたくさんの本を置かなければならないから、こうなるのでしょうね。
「すわるところが…」という声も聞こえてきました。
確かにこれだけ棚が並んでいるのに、ちょっと座って本を読みたい、と思ったら、イスがない、だったらコーヒーショップに…となりそう。

入館者数が何倍にもなった、と報道されていますが、図書館だけの建物が、図書館+書店+コーヒーショップになったわけですから、単純に比較することはできないと思います。
一方で、貸出冊数がどれだけ増えているのかは大事だと思います(おそらく増えていると思います)。
複合施設になったことによって、図書館に来なかった人でも、本を買いに来て、図書館も寄ってみよう、とか、コーヒーショップに来たついでに図書館を見てみよう、というきっかけになるでしょう。逆に、図書館で借りた本を書店で買おう、とか、買った本をコーヒーを飲みながら読む…とか、相乗効果がありそうです。
(始めて来たような話をしていた来館者の声も聞こえてきました…)。
人口規模の小さい町ですが、これだけの賑わいを作り出したことも、街の雰囲気にプラスになっているでしょう。
そういう点では、成功していると言ってもいいと思います。

しかし、今までの図書館を利用していた人から見れば、図書館としては物足りない、とか機能が低下したという意見も出てくるでしょう。
それは、(どこの図書館も同じですが)今後改善を求めていって、よりよい図書館にしていけばいいと思いました。
市長さんが、そういう人たちの意見を聞いてくださればいいですなあ。


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