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図書・情報部!? [うちの図書館2008年度]

きょうの職員会議は,平成20年度の反省。
その中の「教務部」の反省で,来年度から,新しい校務分掌として「図書・情報部」と「研修部」を創設するという言葉が。

図書部主任の私ですが,まさに「寝耳に水」の話。
会議が終わって,教務主任にどういうことなのかを尋ねました。
すると,もう校務運営委員会で決定していることだそうで…。

現在の図書部の仕事に,教務から視聴覚関係,学校紹介ビデオやパンフレットの作成,さらに,校内LANやパソコン教室の管理,情報セキュリティに関することまで…。
もちろん部員の数は増えるのですが,急に仕事の幅がひろがってしまうので,とまどっています。
というよりも,私がここにいても良いのだろうか…と思ったりもしています。

ひょっとして,校長の念頭には私のことはないのかも…。
いったいどうなるのやら。

文庫本の更新 [うちの図書館2008年度]

試験問題を作り終わってほっと一息。
図書館で除籍本の選定作業をしているところに,小ぶりの段ボールひと箱分の文庫本が届きました。

以前注文していた,古い文庫本を更新するためのものです。
新しい文庫本も含めて約3万円分。

数日前,学校司書の先生から「頼んだのは良いけれど読みますかねえ」と言われ,「やっぱり,置いておくべき本は置かなければ。新しい本だと,読んでもらえる可能性も高まりますから」と答えました。
本好きの人なら,少し見た目が古くても良いのでしょうが,やはり見た目は大切だと私は思っています。

新年度までに,配架したいものです。

年に1度の店頭選書 [うちの図書館2008年度]

きょうから1・2年生は学年末考査。
考査は午前中で終了し,部活動もなく,明日は休みということで,例年この時期に図書委員と常連さんに呼びかけて店頭選書を実施しています。

場所は,市内で最も大きな書店である,大手のチェーン店。
学校から歩いて30分弱のところですが,私も学校司書の先生も自動車の免許を持たないので,車に乗せていくことはできず,生徒はそれぞれ徒歩か自転車で移動します。
参加した生徒は10名。
午後1時過ぎから約1時間,気に入った本を選び出してもらいました。

あらかじめ「卑猥な場面があるケータイ小説はダメ」と司書の先生から言われていたそうで,そういうものは選ばれませんでした。
しかし,問題になったのがホラー小説が多すぎたこと。
選ばれた本を見て,私と司書の先生は困ってしまいました。
結局,「バランス」をとって,同じ作家の本は少し削らせてもらいました。

生徒に選んでもらうのは,私たちが気づかない本に出会うことができるので良いと思うのですが,少人数の生徒が選ぶと,「多くの人に読んでもらえそうな本を」と生徒に話しても,やはり生徒の好みが強く出てしまいます。
生徒の「選書眼」を育てることも大切ではないかと思いました。

生涯学習課の学校訪問 [うちの図書館2008年度]

県教委の生涯学習課から,うちの図書館にお二人来られました。
なぜうちの図書館?と思いましたが,いろいろ指導していただければと思っていました。

うちの図書館の現状について,そして,読書活動推進への取り組みについて,資料をつくっておくようにと文書に書いてあったのですが,後者については特にやっていないので,前者についての資料を用意してお待ちしました。
といっても,今日は長距離歩行の日で,午後1時まで外に出ていたので多少バタバタしましたが…。

校長室で,簡単に御挨拶した後,さっそく図書館へ。
一通り見ていただいて,「こうした方が良いと言うことがありましたらお願いします」と言ったのですが,「もう少し外にアピールしては?」という程度で,館内については特にアドバイスはありませんでした。
外へのアピールは,掲示物を壁に貼らないようにと制限されているのですが…。

「生涯学習課として,学校司書の配置はお願いされているのですか」と質問すると,「教職員課と議論していますが,なかなか」とのこと。
さらに,「こちらの市では,市長の公約どおり,小中学校に司書が置かれる」との情報も聞くことができました。

校長室に戻り,本校の図書館と朝の読書の現状について説明した後,「読書週間に何か取り組まれてはどうか」とアドバイスをいただきました。
「期間中だけでも朝の読書で全職員が教室に行くようにしたり,ブックトークを先生方にしてもらったり」と具体的なアイデアもいただきました。
実行できるかどうか自信がありませんが,参考にしたいと思います。

詩を探す [うちの図書館2008年度]

中学校との連携授業をされている先生が図書館に来て,「谷川俊太郎の詩を探している」ということで相談がありました。
中学校が作成した授業の報告の中にその詩があるそうで。
私と学校司書の先生が探して,1つはみつかりましたが,もう1つがどうしてもみつかりません。
「岩が」という詩だそうで,「うちは詩の蔵書が少ないから…」と思いながら,インターネットで検索しました。

谷川俊太郎の詩で「岩が」というタイトルの詩が出てきません。
おや,と思っていると,吉野弘の詩に「岩が」というタイトルのものがありそうだとわかりました。
そこで,今度は吉野弘の詩集を検索…うちには全くありませんでした。

またまたインターネットで検索すると…出てきました。
ある合唱団の会報に掲載されていたものが見つかり,さっそく依頼した先生に渡しました。
ただ,それが探されていた詩かどうかはまだわかりませんが…。
まあ,ベストは尽くしました。

もっと現代詩の蔵書を充実した方がいいなあと思いました。

新着図書案内2月号 [うちの図書館2008年度]

来週の金曜日から1・2年の学年末考査がはじまるので,そろそろ新着図書の準備をと,夕べ一晩と今日の午前中をかけて作成しました。
新着0902-1.jpg
新着0902-2.jpg

今週の金曜日に配布しようと思っていたのですが,気がつけば,長距離歩行の日でした。
この日に朝のSHRで配ってもらえる保障はないし,昼休みも不規則(学校がゴールなので早く着いた生徒と遅い生徒の差はかなりあります)なので,木曜日に配布してもらうように変更しました。
天気予報では雨も降りそうですが,中止でない場合を考えて。

今回出す本は80冊以上。また全ての本をプリントに載せることができませんでした。
もう少し余白をとったほうが良いのでしょうが,できるだけ多くの本を紹介したくて,こうなってしまいます。
さらに,工夫をしてみます。
良いアイデアがあったら教えてほしいのですが…。

除籍の追加183冊 [うちの図書館2008年度]

先週に引き続き,除籍手続きをしました。
もともと,こちらのほうを以前から準備していたのですが,除籍理由を1冊ずつ確認していたので遅くなりました。

今回は,最も古いのが昭和29年に受入をした「古文解釈」。
古い本でもうちに必要な専門書ならば除籍はしないことにしていますが,「古文解釈」とか「英米現代文の基礎研究」などは,全く関係がないので除籍。
汚損が激しい古い本もあり,日焼けしたりカバーがぼろぼろでタイトルが読めない文庫本も。
それに,亡失した本も少し紛れ込ませています…。

今回も多くは文庫本ですが,いわゆる名作は新しい本を購入して,ちゃんと補充する予定です。
やはり新しい方が生徒に読んでもらえるでしょうし。

除籍を180冊 [うちの図書館2008年度]

今年度1回目の除籍作業をしています。
年度末になってあわてて,というのではなく,コンピュータ化が一段落ついて,ようやく手をつけることができました。

今回は180冊,ほとんどが文庫本。
購入時期は,昭和59年から平成13年まで。
日に焼けたり,汚損が激しい物も一部にありますが,きれいなものもかなりあります。
それでも除籍に踏み切ったのは,複本があるのに利用が少ないので,除籍して書架を空けたいことと,除籍後は希望する職員・生徒に譲渡したり,朝の読書用の学級文庫にしたほうが有効に活用できると考えたため。
実際,多くは書庫に眠っていました。

そもそもなぜこんなに複本があるのかと私は思っていました。
学校司書の先生によると,「生徒に読ませたいから一度に5冊買った」本や「すでにあると知らずに発注してしまった」本があるそうです。
でも,実際にはほとんど読まれることもなくどんどん劣化しています。

もったいない,という意見もあるでしょうし,私も少しそう思いますが,前述した理由で,思い切って除籍伺いを出し,今日決裁が下りました。
状態の良い本は来年度はじめに学級に配布します。

チョコレートのパズル [うちの図書館2008年度]

節分が終わったので,鬼とおたふくのお面は片付けて,チョコレートのパズルをテーブルに置いてみました。
チョコ.jpg
去年のバレンタインデーの前に,本屋で見つけたもので,去年は結局置かずじまい。
バレンタインに関係する小物で何かないかと考えているうちに思い出しまして,出してみました。

昼休み,生徒がさっそくやり始めました。
だんだん盛り上がっていったところで,学校司書の先生からクレームがつきました。
「図書館でおもちゃはまずいのでは」「騒がしくなる」という理由で。
生徒が挑戦しているうちは,司書の先生がついて,騒がしくならいようにと「押さえて」いました。
その間,別の所では大きな声で話している生徒があちこちに…。

うるさくなったら「静かに」と注意すれば良いだけだと思うのですが,パズルを置いてはいけないのでしょうか。
昼休みの後に2人で話したのですが,意見が食い違ったままでした。
いろんなおもしろい仕掛けがあっていいのではないかと私は思うのですが…。

利用者を増やすには… [うちの図書館2008年度]

1月の開館も今日で終わり。
来週月曜に推薦入試があるために,今日は5・6校時に会場設営。
生徒たちも,部活動もせずに16時までに完全下校。
そのため,図書館も早めに切り上げ,1月分の統計を出しました。

貸出冊数のべ309冊。入館者数のべ1,095人。
昨年よりも97冊,146人増加しました。
今年は,過去4年間の比較で貸出,入館者ともに一番。

司書の先生に見せると「増えてますね」。
「でも,特定の生徒が多いですからね」と私。
「やっぱりもっと裾野を広げないといけませんね」と言うと,「それは昔から課題ですね」と司書の先生。
司書の先生の「今度図書委員会で生徒に問いかけてみましょうか」との言葉に,
やっぱりその方法かなと思いました。

今までも「良い図書館にするために知恵を貸してほしい」と生徒に話してきましたが,反応は
ほとんどなし。
しかし,おとなしかった3年生が抜けて,1・2年生のメンバーで,来年も続けてやってもらえそうな
生徒も目星がつきました。
生徒を大切に育てて,生徒が成長して意識が高まれば,良いアイデアが出るかもしれません。

貸出期間票 [うちの図書館2008年度]

貸出期間票は,今までは本の最後に貼り付けていましたが,バーコード貸出を始めたのを
契機に,しおりの形式に変えてみました。
貸出期間票.jpg
公共図書館でよくある,貸出期限が記入してあるしおり型の紙ですが,捨てられるくらいならと思って,感想を書いてもらって,返却の時についでに出してもらうようにしました。

貸出期間票-2.jpg
といっても,感想を書くのが面倒という生徒も多いでしょうから,せめて「☆いくつ?」と,Ama○○○のように評価してもらい,できればさらに一言書いてもらおうと。
今のところ,ご覧の通り数人から反応がありました。
まだ慣れていなくて,カウンター係が渡し忘れることもあって…。
軌道に乗って,感想がたまったら,広報紙に掲載しようと考えています。

書庫の本が出せない… [うちの図書館2008年度]

現在,校舎の改装工事中。
以前書き込みましたが,現在書庫になっている,教室棟3階の倉庫が多目的教室に
なる予定です。

その書庫は,教室半分の広さで,入口側が教務用の倉庫,奥の方がスチール書棚を
置いた書庫になっていますが,その境を以前窓下書架として使っていた,長さおよそ
4mの低書架で仕切っています。
そして,壁との間が40cmほどしかなく,書庫に行くときにはその隙間を通っていました。

学校司書の先生が久々に書庫に行ってみると,すでに黒板が取り付けられていました。
問題は,それで隙間を通ることができなくなったこと。
「おなかを引っ込めても通れません」と司書の先生。
「事務室から事前に一言こちらにも行ってもらえれば良かったのに」と私。

低書架は,一続きなので,とても動かすことはできません。
ということは,書庫に行くには,書架を乗り越えていくしかありません。
いずれは本を運び出さなければいけないのに,通り道のことを考えてもらえなかったのが
残念です。
本の移動作業がうまくいけばいいのですが…。

3年生にはいつまで貸し出すか? [うちの図書館2008年度]

気がつけば,1月も真ん中。
3年生は,学年末考査が1月末で終了し,2月からは自宅学習期間になります。
さて,3年生にはいつまで貸し出すか。

そろそろ新着図書を出さなければと思い,昨日完成させました。
3年生にもしっかり借りてほしいと考えて急いで作りました。

けさ,学校司書の先生から「3年生はいつまでにしましょうか」と尋ねられました。
「23日の金曜日(試験最終日の1週間前)あたりでしょうか」というと,
「試験期間に入ると返さない生徒も今までいたんですよ」と学校司書の先生。
「では21日の水曜日は?」と私。
結局これで収まりましたが,明日新着図書を出すとして,ギリギリ1週間。
「15日に新着図書を出します」と言うと,「明日ですか!」と学校司書の先生。

もっと生徒を信用してもいいのではと思いますが,今まで苦い思いを何度も
味わってこられたのだろうとも思います。
確かに,今でもなかなか返してくれない生徒がいますが,ちゃんと利用してくれる
生徒がほとんどですから,そちらのためにと考えてほしいのですが…。
私としては,期限を切らなくても良いかもと思ったりします。

若いってすばらしい [うちの図書館2008年度]

始業式の日。
1校時は大掃除。
図書館の掃除は図書委員が担当しているので,掃除が終わってから,
「探調TOOL」を紹介しました。
生徒たちからは驚きの声が続出。

昼休み,司書の先生に使い方を説明。
貸出と返却の操作について簡単なマニュアルを作成して,説明したのですが,
「覚えられるか心配」と司書の先生。
「使っていくうちに覚えますよ」と私。

カウンター当番の生徒2人が来て,さっそく使い方を教えました。
2人の生徒は,すぐに理解しました。
授業でパソコンを使っていることもあって,勘も良いようです。
「若い頭脳は飲み込みが早い」と司書の先生。
貸し出すときに本と一緒に貸出期間票を渡すなど,少し変えたところもあって,
「慣れるまでたいへんでしょうけど,よろしくお願いします」と私。
でも,心配するほどのことはないかもしれません。

2学期も終わり [うちの図書館2008年度]

とうとう2学期も終わってしまいました。
終業式の日は,生徒は午前で放課。
弁当を持ってくる生徒はほとんどいないので,午後の図書館は静かでした。
学校司書の先生と二人で受入作業。

今日までで,貸出冊数は2,324冊。
生徒一人あたりでは4.98冊で,昨年に比べると1.2倍。
ここ数年では最高で,まずまずの数字です。

”けさの職員朝会”で,冬休み中に図書館のある教室棟の階段を改修すると,連絡がありました。
図書館への出入り(教室棟1階)はどうなるのかと心配になり,事務室に尋ねに行くと,「去年と同じように,裏口(昔の廊下の入口)から出入りをしてください」と言われました。
もっと早く教えてほしかった…。
また,しばらくの間不便です。
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