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赤木かん子さんの研修会 第4回 [研修・研究会]

今回の講座で一連の研修会は終了。
午後1時から4時半までの3時間半でしたが、あっという間。
内容は、報告書の書き方と宮沢賢治作「やまなし」の読解。

「やまなし」の読解は目から鱗。
宮沢賢治は科学者だから、リアル系の文学。
さわがにの兄弟の大きさ、川の深さ、やまなしの大きさなどを調べて、子どもたちが、さわがにだとしたら…とイメージを膨らませて…。

報告書の書き方については、どこかで見た図だなあと思っていたら、『しらべる力をそだてる授業』(ポプラ社)に同様の内容が書かれていました。
そういえば、以前の講座で、「話していることは本にも書いているから、メモはとらない。本を買って」とおっしゃっていました。
では、本を読めばいいのかというと、本にない話もされるし、直接話を聞くことで、かん子さんの情熱も伝わってきて、元気をいただけるし、4回とも参加してよかったです。

最後の質問の時間に、高校図書館での選書についてアドバイスをいただきました。
生徒の要望に応える、というのは、やっぱりという感じでしたが、「自然科学のビジュアル本を」「文学は読まれやすい書体かどうかも大切」というのは、収穫でした。マンガもできれば入れたいですが…。
時代の変化が早くて、対応がたいへんですが、棚づくり、がんばらなければ。


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