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古い本の買い換えを [うちの図書館]

正月2日目のきょうは、片道3㎞のところにある古書店まで、往復歩いて行ってきました。
ちょうどいい運動になるので、日曜日に晴れていれば、できるだけ行きたいなあと思っています。

正月なので全品20%オフで、文庫本を15冊購入。
で、私が読むのかというと…じつは、うちの学校図書館の古い本を買い換えようとしています。

うちの学校の創立時、図書館では蔵書冊数を稼ぐこともあって、大量の文庫本が購入されました。
それは、生徒にとっては軽くて助かるし、図書館にとっても貸出が増えるしで良かったのですが、30年以上たった今では、古びた文庫本がたくさんある状態になっています。
また、生徒や職員からの寄贈本も多くは文庫本で、これも小口もページも茶色い、背が色あせたものになっています。
だから、何とかしたいと。

しかし、買い換えたくても予算が少ないので、予算はできれば新しい本の購入にまわしたい。
それで、ポケットマネーで古書を購入しようと考えました。
これを寄贈本扱いにすると、また手間が増えます。
そして、寄贈本が多いとなると、予算が削減される口実にもなりかねません(毎年調査があります)。
そこで、ポケットマネーで買った本と古い本を、「そのまま差し替える」ことにしました。
つまり、受け入れ作業も除籍作業もせず、蔵書管理番号もそのままで差し替える。
そうすれば、少しでも作業の手間が省けます。

厳しい方に言わせれば、明らかに邪道でしょう。
発行年も金額も違うのに同じ本としては扱えない、と。
でも、利用者にとっては、そんなことは関係ありませんし、きれいな本の方が手に取ってもらえる機会が増えると思います。
また、内容も出版社も同じですから、PCのデータを変更する必要もありません。
図書原簿に「R3.1.8買換」とか但し書きを書いておけば、いつか除籍をすることになって、その時の係の方が「あれ?」と思っても、「そうか」と理解してもらえるのではないかと。
ただ、理解はしつつも「テキトーにして」と思われるかもしれませんが。

ポケットマネーから購入することについては、創立時の担当者がかなり本を寄贈されていたので、同じことをしているだけだと考えて、気にしていません。
基本的に1冊110円のものを中心に購入していますし(ある程度きれいなものだけ選んでいます)。

全体からすれば微々たるもので、効果があるのかなぁとも、ふっと思ったりしますが、まあ、とにかくやってみます。
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