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本屋さんからの要望 [うちの図書館2015~17年度]

先日、いつもお世話になっている本屋さんに立ち寄った時に、こんな話を聴きました。

学校への請求書は、在庫がない本を除いて、発注した本が揃ってから届けるようになっている。

一方で、学校から発注した本ができるだけ早く届くように、ネットの「ブックライナー」を利用して取次会社に発注しているが、出版事情が以前と変わって、初版の発行部数が少なく、取次会社にも出版社にも在庫がなく、いったん各地の書店に行っていた本が返本されたものを待つことが増えている。
そのため、発注から1か月ほどたたないと、全部が揃わないことが多く、結局、学校への請求書は、発注から1か月ほど後になってしまう。

しかし、取次会社への支払いは、早く届いた本の分から請求されるため、学校からの支払いがないうちに、取次店に支払うので、経営上きつい。

ということで、発注した本か全て揃わないうちに請求書を出すことが出来るようになれば、という要望でした。

私の実家も商売をしているので、このへんのやりくりのたいへんさがわかります。
それで、事務室に相談しました。

購入伺いのリストと、請求書の本は、できるだけ一致していた方がいいということでした。
しかし、購入伺いに挙げていた本が「手に入らない」ことも少なからずあり、必ずしも一致しないことはあります。

このことから、購入リストに挙げていた本の7割程度が揃ったところで、残りの本は「手に入らなかった本」と考えて、再び購入伺いで挙げたらどうでしょうか。」とたずねると、それならば揃った本の分だけで請求書を出すことができますという回答でした。

今まで、1か月に1度のペースで購入伺いを起案していましたが、これを2週間に1回のペースで、冊数は少なくても、こまめに購入伺いを出すことにします。


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