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どんな図書館をつくるか [うちの図書館]

ずいぶん間が開いてしまいました。
ツイッターやフェイスブックでは、時々書き込みをしていたのですが、ブログにも記録を留めておかないとと考えて、久しぶりに再開します。

4月に思いがけず転勤しました。
異動希望は出していましたが、前任校はまだ3年しか勤めていなくて、原則4年経過しないと異動の対象にならないので、動かないものと思っていました。
おかげさまで、通勤時間が20分ほど短縮され、ずいぶん楽になりました。
それでも、バスと徒歩で45分かかりますが…。

幸い、現任校でも司書教諭として図書館を担当させてもらうことができました。
ここは、司書資格を持つ学校司書が1日6時間、週5日勤務するところです。
図書館に関わって15年、はじめて「司書資格」を持つ方と一緒に勤めることになりました。
今までは、「司書補」の資格を持った方が1人、他は司書の資格を持たない方ばかりでした。
だから、図書館運営では私の意見が通りやすかったのですが、今回は少し違いました。

学校司書さんが3年間で作り上げてきたやり方があり、その「ルール」に慣れるのに少し戸惑いました。
それに、分掌主任ではなく、司書教諭の役割が確立されていないことで、分掌の他の職員と同等に近い扱いであるために、意見が言いにくいとも感じました。

それでも、学校司書さんにも、もっとこうしたいという考えがあり、私もそれに共感できるので、何か私にできることがないかなあと、この半年間考えました。除籍をもっとスムーズにしたい、ということで、除籍の規定を変えようとしているところですし、本の購入手続きももっと簡素化してスピーディにできないかと考えたりしています。

ただ、まだ、どんな図書館を作りたいのか、お互いの考えを語り合ったことがありません。学校司書さんはあと2年で5年の任期が終わるので、それまでにできることをしておきたいと。私の方から声をかけることをためらってしまいます。

私の目指している図書館、今までつくってきた図書館は、目指す方向は間違っていないと思っています。でも、今回は初めての進学校。これでいいのかという自信もなくて…。
学校で一番きれいな場所。一番ほっとできる場所。知的刺激が得られる場所でありたいなあと。もっと館内を掃除して、観葉植物とか可愛い置物とか置いて、古い本は引っ込めて、面出し展示もして…。
4月から、床の汚れをだいぶ落としました。でも、まだまだ。書架にある古い本を引っ込めたいけれど、書庫に空きが少ないので、まずは除籍から。書庫の本の除籍も470冊ほど。これもまだ作業の途中です。コツコツやるしかないのはわかっていますが、少しずつしか変わらないので、生徒の来館者数も増えず…。
焦らない、焦らない…。


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