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原簿が見つかったけれど… [うちの図書館2015~17年度]

司書コーナーの整理をしていて、「欠けていた」図書原簿が見つかりました。
よかった!と思って、PCのデータに原簿上の蔵書番号を入力しようとしたのですが…。

1つめは、図書原簿上の蔵書番号と、PC上の登録番号が違うこと
2つめは、図書原簿とPCで受入日が違うこと
3つめは、図書原簿に記載してある本が、PC上にないものが少なくないこと

という3つの理由で、照合作業が面倒なうえに、
探してもPCにはデータがない=徒労に終わるので、諦めました。

それよりも、まず蔵書点検をして、現にない本を抹消したり、
PC上だけで除籍した本については除籍簿を作成したりしたほうが効率が良いと判断しました。

ということで、すでにきのう、司書コーナーの650冊程から点検をスタートしています。
3年生への三者面談や履歴書書きの指導などの間を縫ってコツコツやります。


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コメント 14

うっこ

はじめまして、うっこと申します。
4月から高校図書館で働いています。
実は8月3日から蔵書点検を行う予定なのですが、
なにぶん初心者なので、勝手が分かりません。
気をつける点など教えて頂ければ、有難いです。
ちなみに、図書管理ソフトは『探検隊』です。
by うっこ (2015-08-01 11:10) 

地理

うっこさん、はじめまして。

さて、蔵書点検をするうえでの注意事項と言うことですが…。
基本的に単純作業なので、特に気をつけておくべき所はありません。安心してください。
『探検隊』を使われるこということなので、基本的に蔵書バーコードをひたすら読み取る作業です。
カウンターまで本を運ぶと、たいへんな肉体労働になり、時間もかかりますから、いかに省力化するかがポイントでしょう。

本を運ぶのではなく、無線のスキャナやハンディターミナル(スキャナにデータが蓄積される)をつかったり、キャスターなどにPCを載せて移動したりすると、かなり楽になります。
私の場合は、ノートPCをキャスター付きの椅子に載せて移動します。
前任校では、ハンディターミナルを使っていました。
また、バーコードが本のどのあたりに貼ってあるのかで違いますが、背に近いところに貼ってあれば、本はバーコードが見える程度に棚から半分ほど出すだけで、ピッと読んでストンと棚に収めるようにして(これでわかりますか?)、とにかく本をできるだけ動かないで済むようにしたらいいです。

作業は1人でしますか?
スキャナやハンディターミナルが複数あれば(うちはスキャナが2本あります)、誰かに手伝ってもらえます。
うちのソフトは『CASA』ですが、これには、テキストファイル(.txt)を読み取ることができるので、ソフトが入っていないPCでも、スキャナをつないで、「アクセサリ」にある「メモ帳」(これはどのPCにもあります)にバーコードを読み取った数字を入れていき、後で『CASA』に読み取ることができます。
『探検隊』でも似たような機能があるかもしれません。
手伝いがあれば、どの棚の作業が終わっているか、わかるように貼り紙を貼るとかするといいです。

図書館にある本を全て読み取ったところで、貸し出し中の本のデータを確認します。
その上で、「所在不明」になった本を改めて探し、なければ「不明本」決定、ということになり、作業は終了します。

わかりにくいところがありましたら、またコメントをどうぞ。
暑い中、体力を消耗しない工夫をしながら、お互い頑張りましょう。
by 地理 (2015-08-01 12:23) 

うっこ

早速のご返答ありがとうございます。
お恥ずかしながら、図書の経験が全くないのに、
春から業務を任されています。
教えを請う人がいないので、手探り状態でやってます。
勿論、蔵書点検なるものも初めてなので、
実のところ、戦々恐々としています。大げさですが。
作業は、有線のスキャナーでバーコードを読み取るようです。

蔵書数は2万2000冊ほどあるのですが、どれくらいの日数が
かかるものなのでしょうか?





by うっこ (2015-08-01 21:46) 

地理

確かに、やったことがないと「どれくらいたいへんなのだろう」と心配になりますね。

私の場合、昨年、前任校ですが、1人でしました。
ハンディターミナルを使用して、1万4千冊を2日で読み終えました(9時~5時、昼休みは昼食ぐらい)。
「不明本」のチェックを含めて2日半~3日。

ひとりで、有線のスキャナを使って、PCを移動させながら、2万2千冊、しかも初めてですよね。
バーコードの読み取りは慣れるとスピードが上がりますが、慣れていないと…。
4~5日ではないでしょうか。

うっこさんが少しでも休憩をするために、同僚や図書委員に手伝ってもらうことも考えていいのではないでしょうか。
近隣の学校の図書館担当者に相談して、バーコードリーダーを貸してもらったり、場合によっては手伝ってもらったり、工夫をされた方がいいと思います。
点検するものを開架書架の本だけにする(書庫の本はほとんど動かないから)という方法もあります。

以上、参考になれば幸いです。
by 地理 (2015-08-01 22:43) 

うっこ

地理さん、こんばんは。

早速、今日から作業をはじめました。
が、初っ端からうまく行かずに、サポートセンターに電話したりで、
随分と、時間をロスしてしまいました。
また、今日作業をした図書は箱入りの全集や、高価で重いものが多く、思った以上に、難儀しました。

バーコードの読み取りも出来てなかったりがあって、再度やり直したり・・
結局、1,400冊ほどしか出来ませんでした。
作業時間は、5時間弱。一人でやっているので、効率も悪いです。
先が思いやられます(涙)。
by うっこ (2015-08-03 21:00) 

地理

お疲れ様です。
箱入りの本と、重い本から始めたというのは、これから楽になりますよ。
一番面倒な本から始めたのですから。
文庫本、新書版だとすごく楽です。
これから数日、「今日は何冊」というのを励みにして、自分のペースができれば、しめたものです。

時間に余裕がある時期に、箱入りの本には箱にもバーコードを貼っておくと、蔵書点検が楽になります。
あくまで余裕があればですが…。
一度やってみると、いろいろと改善するアイデアが浮かんできます。
お互い頑張りましょう。
by 地理 (2015-08-03 21:34) 

うっこ

>時間に余裕がある時期に、箱入りの本には箱にもバーコードを貼っておくと、蔵書点検が楽になります。

ナイス、アイデアですね♪
余裕ができたら、やってみたいと思います。
専用の一番高い脚立を使っても、背伸びしないと取れなくて、
でも、箱にピッチリ入っていると、振っても出て来ない本が
何十巻もあって、一人で悲鳴を上げてました。

今日は主に、芸術・美術の棚の作業をしましたが、
これも又、古い、重い、棚にぎっちり並べてあって、容易に抜けない、の3重苦でした。

大いに、改善すべき点があるように思いますが、
そこまで手が回らなくて、そのままの状態が何年も続いているのだと、感じました。

昨日、今日で4,000冊行きました。
明日も、頑張ります。
by うっこ (2015-08-04 22:36) 

地理

重い本だけでなく、高いところの本もたいへんですね。
司書室と書庫の本棚では、上の方には置かないか、バーコードを貼っていない=登録していない本を置くようにしていました。

2日目が2600冊ですね。
きっと、これから少しずつペースは上がってくると思います。
お互い頑張りましょう。
by 地理 (2015-08-04 23:20) 

うっこ

一人で黙々とこなす作業は、思った以上に大変ですが、
共感して頂いて、やる気が出てきました。
新米のくせに、一匹狼状態なので、ヘルプも得られず・・

明日は、3000冊以上を目指します。
by うっこ (2015-08-04 23:40) 

地理

私もそろそろ蔵書点検をしたいのですが、優先的にしなければいけないことが入ってきて、うまくいきません。

ところで、うっこさん、どこの学校にも同業(学校司書とか司書教諭)の方が必ずいらっしゃいます。
SLAとか組織もありますし。
近くの学校の皆さんとも、つながりを創るといいと思いますよ。
by 地理 (2015-08-06 01:25) 

うっこ

地理さん、こんにちは。

お陰様で、作業も終盤に差し掛かりました。
図書館内、司書室、書庫が終了し、
未点検数が866冊となりました。

この866冊のうち、貸出中のものが約600冊あるのですが、
差し引くと、約270冊が不明本ということに、なるのですよね。
こんなに多くて、いいものなのでしょうか・・。
次は、これらの行方を探す作業が待っていますね。

恐らく、前年からの不明本も含まれているでしょうから、
その辺りも、過去の書類に目を通すことから始めます。

司書教諭の先生や、国語担当の先生たちで作る、図書部会が
ありますが、なかなか声を書けることが出来ません。
これらの業務は、専任の私がすべき事と考えられているフシがあるように、感じています。

近隣の学校の図書館の担当者との繋がりも、全くなくて、
私自身は知らないことだらけなので、情報交換をしたい所なんですけどね。


by うっこ (2015-08-10 18:25) 

地理

こんばんは。
いよいよゴールが見えてきた感じですね。
バーコードの読み取りは終わったように読み取りました。

次は、200冊ほどの「不明本」を「捜索」する作業ですから、分類と本のタイトル、サイズ、著者名、出版社名のリストをつくって、生徒にお願いしてもいいかもしれませんね。

数年間蔵書点検をしていないと、不明本が3ケタになってしまうこともあります。
それに、うっこさんは赴任してまだ4か月。
その間にこれだけ紛失したわけではないのですから、気にしない方がいいと思います。
今後、不明本がどれだけ少なくなるのかが大事です。

うっこさんがどこの県のかたかが分かれば、じゃあこの人に相談を、と言えるのですが、ブログには個人情報を書き込まない方がいいので、ここでは聞きません。
もし、ツイッターやフェイスブックをしていらっしゃれば、ダイレクトメールなどで連絡ができるのですが…。
各県に、がんばっている学校司書さんががいらっしゃいます。
そういう人たちとコンタクトできればいいですね。

「学図研」で検索すると、学校図書館問題研究会のHPが見つかります。
支部がある都道府県が記載してありますから、もし、うっこさんのいる都道府県に、「学図研」の支部があるようでしたら、相談してみてはどうでしょうか。
by 地理 (2015-08-11 00:46) 

うっこ

地理さん、こんばんは。

昨日から夏季休暇に入ったのですが、
こっそり図書館に忍び込んで作業をしています。

不明本の数があまりにも多いようなので、調べてみたら、
結構、書架の中から出てきました。
それらは、スキャナーでの読み込み漏れ、ということでしょうか?
読み込んでたつもりの棚を、実際は飛ばしてしまったとも、
考えられますよね。

作業がずさんだったのかもしれません。
取り敢えず、明日は不明本を探す作業をしてみます。

残念ながら、「学図研」の支部は、私の住む県には
ありませんでした。
本当に、色々聞きながら作業ができれば、どんなに心強いか
しれません。

実は、まだ、除籍作業もやったことありません。
書庫には、データ登録すらされてない、カビ臭い本がいっぱいあります。
一般に利用されてる図書館の方は、飽和状態で、
書庫をスッキリさせてから、利用の少ない本をそこに移動させるのが、いいと思うのですが、
除籍の基準もわからないので、全く手をつけてません。

司書室には、今月初めに納品された本が100冊ほどあって、
ブッカーもまだ、半分しか終わってません。
これらも早く終わらせないと、次の入荷がそろそろです。
う~、考えると、ゆっくり休めない休暇です。

by うっこ (2015-08-12 21:26) 

地理

お疲れ様です。
図書館にこっそり入れるような構造であれば、私も休日に行って作業をしたくなります…。

スキャナの読み取りエラーも、読み飛ばしも、よくあります。
人間のすることですから、当たり前です。
集中力を何時間も持続するのはたいへん。
「ずさん」とは違います。
だから、いったん読み終わってから、誰でもチェックをします。
きょう、4時間かけて4300冊読みましたが、読み取りエラーが6冊ありました…。

除籍の基準ですが、学校によって基準は違います。
基準自体がないところもあります。
全国SLAで基準を設定していますが、除籍のペースが速すぎて(理想的ではありますが…)、管理職が難色を示すこともあるでしょう。
うちの場合は、原則として1990年以前に発行された物を除籍するようにしています。
25年も前の本であれば、
1.破損、汚損が進んでいる=生徒・職員が利用しようと思わない
2.内容が古すぎる=間違った知識を与える。授業で使えない。
という理由で、管理職や先生方に納得してもらえると思います。
ただし、郷土資料や、工業高校、農業高校であれば専門書も、とっておくことがあります。

そちらの過去のデータで、購入してからどれくらいの期間が経ったら除籍されていたのかを調べてみてはどうでしょう。

by 地理 (2015-08-12 22:54) 

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