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専門書のリクエスト [うちの図書館2013~14年度]

年度末の、予算がそろそろ終わろうとする時期に、専門書のリクエストがあったと、司書さんから話がありました。
その先生の専門科目の本で、1冊2~3千円する本が7冊。
私は、「専門書は、生徒の読んでほしいものでないと…」というと、来年度の授業に関連する本で、生徒にも読める本だから、ということだったので、OKにしました。

本が届くと、その先生が図書館にやってきました。
そして、届いた本を「どれどれ」という感じでパラパラと見始めました。
「先生は、この本の中身を吟味しないで選ばれたのですか?」と私が言うと、「良さそうかなと思って」という返事。
「先生の専門分野の本であれば、まず先生がしっかり読んで、これは生徒にもぜひ読ませたい、というものを図書館に置くのが筋です。もう買ってしまったものはしかたありませんが」と私は言いました。

司書さんにも「あの本はもっとしっかり吟味してもらうべきでした」といいました。
「教師は、自分の専門分野の本は自分で買って読むべき。たくさん読んだ中で、これはぜひ生徒にも読んで欲しい、という本を図書館に置かなければ」とも。
「それでは書評だけで判断して買うことができなくなる」という司書さんに、「専門外の本はそうするのもしかたがありません。それでも、やっぱり慎重に選ぶように心がけないといけません」と私。
この司書さんも以前、自分の好みだけで高価な本を買っているので、どれだけ理解してもらえたか心配ですが。

そう言う私は、地理の本と図書館関係の本は、自費で買っています。
そして、これは生徒にも、他の先生方にも読んで欲しい、という本を学校の図書館に置いてもらうようにしています。


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