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読書感想文

うちの子どもが通う中学校でも、夏休みの課題として読書感想文が課せられています。
小学校高学年までは、800字原稿用紙3枚だったのが、中学校からは5枚(=2000字)。
たいへんだなあと思いながら話を聴いていたら、4枚半(=1800字)以上という条件だそうで。

そんなに字数が多かったかなあと思って、青少年読書感想文の応募要項を確認しました。
「2000字以内」という表現はありましたが、「1800字以上」という条件はなく、学校独自ということのようです。どうも、この「●●字以上」というのが好きになれません。ちなみに、改行による空白は、「字数に数える」とも書いてありました。改行をたくさんして字数を稼ぐということもできます。

そもそも「字数を稼ぐ」という発想は、文章は長い方がいいという所から始まるものではないかと思うのですが、はたして「長い方がいい」のでしょうか。
大切なのは内容であって、長ければいいというものではないと思います。
だから「最低これだけ書きなさい」という指導ではなく、「しっかり考えを深めて、いい内容の文章を書きましょう」というアドバイスの方がいいのでは?
伝えたいことが多くなれば、自然に文章は長くなっていくし、贅肉を落としたいい文章であれば、長くなくてもいいと思います。

読書感想文が、読書嫌いを作ることもあると、聞いたことがあります。
そういうことが少しでも減るようにしてほしいなあと、国語科の先生方に望む、社会科の私…。


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