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学校司書の勤務条件 [うちの図書館]

ツイッターで「逃げ恥」についてのコメントがいろいろあって、その中の「お金がある人たちだから…」というコメントに、なるほどなぁと思いました。
一方で、非正規雇用が多いという現実。

学校司書も、長崎県の公立高校は全員非正規。しかも全校配置ではなく17校のみの配置。さらに、そのうち16人は時給制で年間850時間勤務。お一方だけ月給制ですが、それも来年度からは時給制になるという…。
そもそも、2015年に県立高校3校に配置された学校司書は、非正規ながら、どなたも月給制でした。
雇用条件にも「司書資格」を有することが入っていました。

1年後にはさらに1校増えました。
この学校は司書教諭と、大学図書館での勤務経験がある学校司書のコンビですばらしい実践をされていました。
最初に配置された3校は、今年から時給制に変わってしまいましたが、何とか1校は現状維持で残したい。
でも、時給制になると収入が激減するので、「続けたくても続けられない」という話です。

昨年、組合が県教委に交渉する機会があり、私も参加しました。
でも、県教委の回答は「時給制にすることで同じ予算で多くの学校に配置できる。そちらを優先したい。」
さらに「司書資格を有しない方でも頑張って結果を出しているところがある」と。

これを聞いて、じゃあどうすりゃいいの?と私は思いました。
時給制の学校司書さんと頑張って成果をあげれば「資格なしでもいいじゃないか」と言われ、成果が出なければ「学校司書はいなくてもいいではないか」と言われる。
そもそも、なぜ成果を上げている学校司書をやめさせるようなことをするのか…。
…まあ、結局は生徒のため、先生方のために頑張ってしまうんですけどね。

「成果が出ているから待遇改善をしましょう」とか「予算を増やして学校司書を増やしましょう」と言ってもらえたらすごく嬉しいんですが。私は学校司書ではないけれど。
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