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わくわく感 [長崎高文連図書専門部]

今日も文化祭の代休日。
前回は、会場となる図書館の確認や図書専門部の事務局校に行きましたが、きょうは、巡検コースに予定している図書館と事務局校に行ってきました。

プレ大会では、1つの図書館に貸切バス1台で行くことにしていますが、来年はバス3台で3つのコースに分かれる予定にしています。
そのうちの1つの図書館を下見。
一部に、巡検コースとしては魅力に乏しいと言う声があり、私も一度見てみないとと考えて。

田園地帯に建つ木造平屋建ての図書館。
開館当初は話題になったところです。
建物の周囲を一周し、中に入りました。
木がふんだんに使われていて、落ち着いた雰囲気の図書館でした。
広々として、ゆっくりできる感じがしました。

ただ、わくわく感がない。
本はたくさんあるのですが、ほとんど背しか見えない(フェイスアウトされていない)し、「遊び」がない。
本好きな人が、自分の好きな本を探して、ゆっくり過ごすのにはいいでしょうが。
「いろんな人に来てほしい!読んでほしい!」とか
「この本読んでみませんか?」というアピールが感じられませんでした。

帰りがけに、カウンターで質問しました。
天井の方に明かり窓があって、本の色あせは大丈夫かなと思ったので、「紫外線防止のフィルムは貼ってありますか」と尋ねました。
「たぶん貼ってありませんね」「そういうものがあると聞いたことはあります」という回答…。
書架が詰まった感じがしたので、書庫が狭いのかなと思いました。
地理の本で20年ぐらい前のものが並んでいたので、
「書庫はどれくらいの広さがありますか?」と尋ねると、「どうぞ」と案内していただけました。
まだ少し余裕がありました。
もう少し、書架の本で古いものや複本を書庫に引っ込めたら、館内が元気になるかな、とも思いました。

事務局に行った時に、そこの学校司書さんに聞いてみました。
「地元です」ということで、1日本を読んでゆっくりするにはいい図書館だという意見。
ただ、「巡検コースとして、見学して参考になることはありますか」という問いには、「そう言われれば…」という答えが返ってきました。

図書館を使う側ではなく、作っていく立場から見れば、巡検コースからはずした方がいいかな、というのが私の考えのまとめです。


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