長崎県の高校生に人気の本２０１１

毎年恒例の、長崎県の高校生に人気の本の紹介です。
ライブラリーフェスティバル県大会の事前アンケートで答えていただいた、各校の貸し出しベスト５をもとにしてランキングを作成しました。
各校の１位＝５点、２位＝４点…５位＝１点として計算し、得点の多い順に並べました。
ですから、実際に貸出冊数の合計をしたのではありませんが、おおよその傾向だと思ってください。

では、第１０位から。
１０位は同点が2冊。

キケン

• 作者: 有川 浩
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 2010/01/21
• メディア: 単行本

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

• 作者: J. K. ローリング
• 出版社/メーカー: 静山社
• 発売日: 2008/07/23
• メディア: ハードカバー

有川浩さんもハリーポッターも相変わらず強い。

第９位

キノの旅〈15〉 (電撃文庫)

• 作者: 時雨沢 恵一
• 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
• 発売日: 2011/10/08
• メディア: 文庫

これも根強い人気がありますね。

第８位

植物図鑑

• 作者: 有川 浩
• 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
• 発売日: 2009/07/01
• メディア: 単行本

また、有川浩さんの登場。
このランキングは、「図書館戦争」のようなシリーズものは、シリーズの中で貸し出しが最も多いもので代表させますが、人気の作家のものは、シリーズと見なさなければ何冊も入ってしまいます…。

第７位

王様ゲーム

• 作者: 金沢伸明
• 出版社/メーカー: 双葉社
• 発売日: 2009/11/17
• メディア: 単行本（ソフトカバー）

今年のホラー系の代表作。

第６位

図書館戦争

• 作者: 有川 浩
• 出版社/メーカー: メディアワークス
• 発売日: 2006/02
• メディア: 単行本

第５位

バカとテストと召喚獣9.5 (ファミ通文庫)

• 作者: 井上 堅二
• 出版社/メーカー: エンターブレイン
• 発売日: 2011/06/30
• メディア: 文庫

第４位

とある魔術の禁書目録(インデックス)〈22〉 (電撃文庫)

• 作者: 鎌池 和馬
• 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
• 発売日: 2010/10
• メディア: 文庫

ラノベ強し。
うちには「バカと…」の方は置いていません。

第３位

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

• 作者: 岩崎 夏海
• 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
• 発売日: 2009/12/04
• メディア: 単行本

第２位

神様のカルテ

• 作者: 夏川 草介
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2009/08/27
• メディア: 単行本

どちらも映画化されました。その影響でしょうか。

そして、第１位は…

謎解きはディナーのあとで

• 作者: 東川 篤哉
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2010/09/02
• メディア: 単行本

2位の神様のカルテは４９ポイント、１４校でランクインしたのに対して、1位のこれは８１ポイント、２４校でランクインとダントツでした。
昨年の１位は「告白」。
２年連続で「本屋大賞」第１位の本が選ばれました。

これをパワーポイントで「ザ・○ストテン」のようにして、県大会で見てもらおうと作ったのですが、上映できずじまい…残念。

コメント 2

「謎解きはディナーのあとで」は職場の中学校でも人気ですよ。職場では「SF&ミステリ」を別置棚として独立させているので、これを撒き餌にして他の本格ミステリへ誘導できないかと画策しているのですが。ストリブリングやチェスタトンなどの文学系ミステリなど読み応えあるんですけどね。
by keep9 (2011-11-13 06:14) 

うちは別置するほどの棚がないので、展示架に置きたところです。
新しい閲覧机が届いたら、一工夫します。
by 地理 (2011-11-13 08:43)